FXを特徴付けているのが「証拠金」というシステムです。
外貨預金、外国債など他の外貨投資の場合は、取引額に相当する現金が必要です。例えば、1万米ドルの外貨預金をしようとすると、
預金時点での為替相場が1ドル=110万円だったら、110万円の現金が必要になります。
これに対してFXの場合は、その10%程度の現金を証拠金としてFX会社に預託すれば、1万米ドルの投資ができるのです。このため、手持ちの資金を効率的に運用できるのが特徴です。
これを外貨預金とFXとの違いで具体的なシミュレーションをしてみましょう。
例えば、現在の為替相場が1ドル=110円で、1ヵ月後には125円の円安ドル高になるとの予測で、1ドル=110円で1万米ドルを購入し、1ヵ月後に予測どおり1ドル=125円の円安になったので1万米ドルを売却したとします。
この場合、外貨預金だったら、110万円の現金が必要です。売却時は125円×1万米ドル=125万円と15万円の利益が得られます。
しかし、10%の証拠金によるFXだったら、購入時:110円×1万米ドル×10%=11万円の現金で、売却時125円×1万米ドル=125万円と15万円の利益が得られます。
つまり、15万円の利益を得るのに、外貨預金だったら110万円の元手が必要になりますが、FXならわずか11万円で済んでしまうのです。
これがFXの人気を高めている投資の仕組みです。
実際上も、FXは10万円程度の証拠金と1万通貨単位で外貨投資ができるようになっています。
その意味で、FXはポケットマネーを効果的に活かせる投資法だといえるでしょう。 |