02.FX投資のしくみ

前節でFXとはどんな金融商品なのかイメージしていただけたでしょうか。
ここでは、FXの投資のしくみを簡単に解説します。

1.選択の幅が広い金融商品

FXとは、円を売って外貨を買う、あるいは外貨を買って円を売る外貨の売買取引で、当初は米ドルやユーロが一般的でした。 しかし、今ではそれ以外に、英ポンド、豪ドル、スイスフランなど外貨の取扱範囲が広がり、8種類程度の外貨が日常的に取引されています。

投資家からすればそれだけ選択の幅が広く、預金感覚でFX投資ができるようになっています。また、さまざまな外貨を組み合わせて投資することで、米ドルやユーロなど特定の外貨に投資するよりも、より高い収益をあげたり、為替相場の変動リスクを軽減することもできます。

投資家の間からは、「外貨の組合せを考えるのがFX投資の楽しみの1つ」との声もよく聞かれます。

2.少ない資金で大きな投資ができる証拠金

FXを特徴付けているのが「証拠金」というシステムです。

外貨預金、外国債など他の外貨投資の場合は、取引額に相当する現金が必要です。例えば、1万米ドルの外貨預金をしようとすると、 預金時点での為替相場が1ドル=110万円だったら、110万円の現金が必要になります。 これに対してFXの場合は、その10%程度の現金を証拠金としてFX会社に預託すれば、1万米ドルの投資ができるのです。このため、手持ちの資金を効率的に運用できるのが特徴です。

これを外貨預金とFXとの違いで具体的なシミュレーションをしてみましょう。
例えば、現在の為替相場が1ドル=110円で、1ヵ月後には125円の円安ドル高になるとの予測で、1ドル=110円で1万米ドルを購入し、1ヵ月後に予測どおり1ドル=125円の円安になったので1万米ドルを売却したとします。

この場合、外貨預金だったら、110万円の現金が必要です。売却時は125円×1万米ドル=125万円と15万円の利益が得られます。

しかし、10%の証拠金によるFXだったら、購入時:110円×1万米ドル×10%=11万円の現金で、売却時125円×1万米ドル=125万円と15万円の利益が得られます。

つまり、15万円の利益を得るのに、外貨預金だったら110万円の元手が必要になりますが、FXならわずか11万円で済んでしまうのです。 これがFXの人気を高めている投資の仕組みです。

実際上も、FXは10万円程度の証拠金と1万通貨単位で外貨投資ができるようになっています。
その意味で、FXはポケットマネーを効果的に活かせる投資法だといえるでしょう。

FX 人気ランキングへGO!